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アスベストの危険性
アスベストとは
天然の鉱山の石の中に入っている繊維のことで、石綿とも言われます。 熱、薬品、摩擦に強く、絶縁性や耐久性等に優れ、軽量で扱いやすいことから、建築資材を中心に工業製品等に幅広い用途で重宝され、かつては3000種類もの製品にアスベストが使われていました。
クリソタイル/アモサイト/クロシライト
除去したアスベスト
アスベストの危険性
粉じんを吸うと針状のアスベストは肺に突き刺さり、 肺がんや中皮種、肺が繊維化してしまう肺繊維症(じん肺)を引き起こすなど、発ガン性物質であることが確認されております。
 この肺繊維症(じん肺)は、アスベスト粉塵を10年以上吸入した作業員に多く起こる傾向があり、 作業終了から潜伏期間15〜20年で発病すると言われています。
アスベストかの判断方法
吹き付けアスベストが禁止となった昭和60年(1985年)が判断基準です。 昭和50年以前に建てられた物には、完全にアスベストが使われていると考えて間違いないでしょう。
アスベスト規則施行
昭和60年(1985年)に使用が禁止されてから30年。
 優秀な建材として幅広く使用されてきたアスベストは今、 大きな被害となり社会を騒がせています。
 そして、2005年7月1日に石綿障害予防規則(アスベスト単独規則)が施行されました。
ビルのイメージ図
アスベスト対策
「アスベスト及びアスベスト含有物は除去する。」というのが根本的な解決策です。
 その除去作業は、慎重に行わなければ返って飛散を拡大することになり、定められた工法に基づいて行う必要があります。
3つの工法 アスベスト除去処理
アスベスト対策に必要な資格
アスベストの除去作業には、作業方針の決定や従事者の除去作業に必要な装置類の点検等の為、特定化学物質等作業主任者と、産業廃棄物の正しい事後処理を行う特別管理産業廃棄物管理責任者の有資格者を置くことが法律で義務付けられています。
 その他、除去作業を行なう者は、法律で定められた健康診断を受けている者 (じん肺法、特定化学物質等障害予防規則等に基づくもの)であることが必要です。
アスベストバスターズ

 

 
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